一億光年の恋 31話
大きく深呼吸をした一成は、ゆっくり目を開けた。緑色の瞳が光をたたえて天馬を見つめる。きらきらとしたまばゆさが、真っ直ぐ天馬の胸に降り積もる。
一成は、握られた両手にわずかに力を込めた。天馬の心臓が高鳴る。一成はゆっくり口を開く。
「――テンテンはたくさんオレのことを救ってくれた。オレの本音を受け止めてくれて、オレの話をいっぱい聞いてくれた。大丈夫だって、言葉だけじゃなくてたくさん教えてくれた」
一つ一つを取り出す素振りで、一成は言葉を並べる。天馬に対する気持ちを、余すところなく形にしようとするみたいに。
「テンテンは一生懸命でいつだって上を目指してて、オレたち夏組のリーダーで、いっぱい尊敬してる。それに、かわいいところもたくさんあって、オレたちしか知らない顔があるのが嬉しくて、一緒の時間を過ごせることが楽しくて幸せだった」
夏組としての親愛を、一成は語る。心から思っていてくれているのだと、天馬は当然理解している。
一成はこれまで過ごした日々を、アルバムへ仕舞うようにして大切にしてくれている。それは、今までの一成の態度からよくわかっていた。
だけれど、一成が伝えたいことは別にあるのだということも、天馬は察している。だから続きの言葉を待った。
一成は、ためらうように視線をさまよわせたけれど、再び天馬を見つめてくれた。揺らぐ光が綺麗だった。宝石よりもきっと綺麗だと天馬は思う。
「テンテン、オレにすげーやさしくてさ。大事だって大切だって言ってくれて、ピンチの時は助けに来てくれて、怖いって言ったら大丈夫だって言ってくれた。すごく安心したし、めちゃくちゃ格好良かった。オレのことすげー大切にしてくれて嬉しかった」
震える声で一成は続ける。恐る恐るといった調子で、まるで罪を告白するような響きさえあるけれど、真っ直ぐ注がれる視線は、声を紡ぐ唇は、あざやかな薔薇色の頬は、天馬にとってこの上もなく美しかった。
酔いしれるようにその様子を見つめていたけれど、一成の唇から声が続くことはなかった。何かを言いあぐねるように、沈黙が流れる。目を伏せて、うろうろと視線をさまよわせる。
本音を口にするのが苦手な一成にとって、思いのままに心の形を告げることは、きっと恐ろしいことなのだ。だけど、それでも、と願う天馬はぎゅっと両手を握る。
大丈夫だと言いたかった。全部受け取るから。一成の心なら何だって。つないだ手から伝わるぬくもりが、確かに触れる手のひらから、握りしめる強さから、何もかもが伝わってほしかった。
その強さに呼応するように、一成が口を開いた。今にも泣き出しそうな顔をしていた。眉を寄せて、瞳はゆらゆらと揺れている。それでもつないだ手を握りしめて、天馬の目を見つめて声をこぼした。
「ずっと大事だった。大事な友達だって思ってた。だから、テンテンがオレのこと大切にしてくれるのは、友達だからだってわかってた。オレだってそう思ってるから、それでよかったのに。それでめちゃくちゃ幸せなんだ」
苦しそうな声だった。幸せだと告げるはずなのに、まるで溺れるようだ。一成は二度、三度、唇を開閉させる。あえぐように息を吐き出して、一成はきゅっと目を細める。震える声を吐き出す。
「――だけど、オレだけならいいのにって。オレだけを大事にしてくれればいいのにって」
涙のにじんだ声をして、一成は言う。あふれるものがこぼれ落ちて、ようやく形になったみたいに。心の奥底の一番やわらかくて、一番繊細な、誰にも見せない場所を明け渡すような声で天馬に告げた。
「特別にしてほしいって、思っちゃったよ」
一成の言葉が耳に届いた瞬間、天馬の胸を喜びが満たした。だって、そんな台詞は。天馬の特別にしてほしいなんて、そんな言葉は。
特別にしたいたった一人が、特別になりたいと望んでいる。同じ思いでいてくれることの、たとえようもない喜び。
何よりも大切にしたい一人を、心の全てで大事にできる。特別にしていい。一成を、オレの特別にできる。
天馬は熱に浮かされるような心地になるけれど、すぐに冷静を取り戻した。目の前の一成の雰囲気が、決して明るいものではないことに気づいたからだ。
一成は苦しそうに顔を歪めている。そんな顔をしてほしいわけじゃない。同じ気持ちを持っていてくれるのに、どうして。
思いながら天馬は名前を呼んだ。思う限りの丁寧さで、やさしだけで織り上げたような声で。
「一成」
その声に、びくり、と肩を震わせた一成が天馬を見つめる。ゆらゆら揺れる視線で、戸惑いと悲哀を浮かべたまなざしで。
全てを掬い取るように見つめ返すと、一成は天馬の声にならない言葉を受け取った。理由を尋ねる視線に、声に、小さく唇を開く。細い息を吐き出し、数十秒の沈黙を流したあと、息を紡ぐような声で言った。
「――だって、テンテン、いつか後悔するよ。オレを特別になんかしたら」
震える声で告げられた言葉に、天馬は理解する。ああ、これが一成の憂いだ。一成の危惧で、恐れだ。
一成は天馬の告白に困った顔をしていた。それは、あくまで夏組としての親愛だけで天馬と同じ気持ちを持てないからだと思っていた。
だけれど、本当はきっと違う。
だって一成は同じ思いを持っていた。特別にしたいと願った通り、特別になりたいと望んでくれていた。それでも、うなずけないと一成は思ったのだ。
同じ気持ちなのだと告げれば、天馬は一成を特別にする。だけれど、いつかそれを後悔する日が来るのだと思った。だから一成は答えられなかった。
いずれ後悔する選択をさせたくなくて。天馬にとってマイナスになる決断をさせたくなくて。
「だって、よく考えてよ。テンテンはこれから絶対もっといい人に出会えるし、そしたらオレじゃなくたってだいじょぶだし、テンテンにはもっとお似合いの人がいるよ」
潤んだ瞳で天馬を見つめた一成は、切々と言葉を並べた。
一成以外を選ぶ理由。天馬にとって相応しい人は、自分ではない。もっともっと、いい人との出会いがこれから先に待っているのだから、今ここで自分を特別にする理由はない。
告げられる言葉を聞く天馬は、これが一成の保身から来る言葉だったらどんなにいいかと思う。自分を守るために並べられた言葉ならもっと話は簡単に済むかもしれない。
だけれど、天馬は理解している。一成の言葉は、どこまでも天馬を思ってのものなのだと。
一成はいつだって、自分自身の気持ちよりも当たり前みたいに他人の心を優先する。
今だってそうだ。いつだって、天馬のことを思って天馬のために行動する。自分がどれだけ傷ついても、自分自身の痛みよりも天馬のことを優先する。そういう人間なのだと、天馬はよく知っていた。
「オレはさ、全然だいじょぶだよ。オレだけでちゃんと終わりにするし、テンテンには迷惑かけないし」
だから自分を選ばなくていいのだと一成は告げる。特別になりたいと望んでいるくせに、差し出された手を取ろうとしない。自分の心をなかったことにして、天馬のための決断をしてほしいと言う。
それは一成のやさしさで、自分の心を削ってゆくような愛情でもある。
天馬はそれを悲しいと思うけれど、同じくらいに愛おしくて仕方ないのだ。すり減るように差し出す心を、丸ごと抱きしめてやりたいと思うくらい。
「一成」
心からの思いを込めて名前を呼んだ。愛情を、情熱を、心の全部を取り出して紡がれた名前。その響きを一成が受け取らないはずがない。
一成は怯えたような目で天馬を見つめる。天馬の心が変わらないことを理解してしまったからだ。
眉を寄せて、泣き出す直前みたいな表情で、一成は口を開いた。震える声で、ほとんど泣いてしまいながらつぶやく。
「だって――テンテン、オレを特別にしたら、いつか後悔するよ」
「後悔なんてしない」
強い声で天馬は言った。真っ直ぐと一成を見つめて、宣誓するような厳かさで言った。
「お前を特別にして後悔なんてするわけない。オレの後悔なんて、一つだけだ」
いつか後悔する日が来ると、一成は言う。天馬にはもっと相応しい相手がいて、これから先の未来にきっと出会う。
だから今一成を選んだら後悔するなんて、そんな日は一生来ないと天馬ははっきりと告げる。
だって天馬は知っているのだ。自分の人生で、唯一の後悔があるとしたら、そんなものは一つだけだ。
天馬は一成を見つめた。美しい緑色の目。天馬を見つけてきらきらと輝くのが好きだ。泣かせたいわけじゃないけど、ゆらゆらと揺れる様子がこの上もなく美しい。
絵を前にした真剣な目つきがかっこいいと思う。舞台の上では生き生きとした光が宿る。大切なのだと告げるみたいに天馬を見つめるまなざしには、胸がいっぱいになる。
その瞳が永遠に閉じられたことを知っている。
二度と目覚めない眠りについてしまった。永遠にその瞳に自分が映ることもなければ、美しい緑色を見つめることもできない。棺の中で眠る一成を、天馬は知っている。
だからこそ言う。心から言う。目の前で生きている一成に向けて。あたたかな体を持ち、確かな呼吸をして、心臓を動かして天馬の前で生きている一成に告げる。
「お前が生きてる間に、好きだって言えなかったことだけが、オレの唯一の後悔だ」
それ以上の後悔なんてこの世に存在しないのだと、天馬は理解している。想像でもなければ悪い夢でもなく、実際に知っている。
確かに天馬は一成が死んでしまった世界を生きていた。好きだと言いたかった。答えてほしかった。好きだと、心の全てを取り出して言いたかった。だけれど、全ては遅すぎたのだ。
告げる言葉がどれほどまでの切実さで語られたものなのか、一成にはわかってしまう。
だってこれは、もしもの話ではないのだ。どんな仮定でもなく、揺るぎのない事実だ。一成は確かに死んだ。天馬はその世界を生きていた。そこで生まれた後悔は、天馬にとっての確かな現実だ。
一成が死んだ世界を生きた天馬は、徹底的に現実に打ちのめされた。狂おしいほどの後悔を、胸を焼く焦燥を、深く穿たれた穴を知ってしまった。だからこそ。
「お前が生きてるなら。ここで同じ場所で生きていてくれるなら、後悔するようなことなんか何一つない」
強い目をして天馬は言う。一成が抱える憂いは、恐らく簡単になくならないだろう。心を殺してほしいわけじゃないから、無理になかったことにする必要はない。
だけれど、一成が恐怖や悲しみを感じるなら、全てはオレが溶かしてやる。決意を宿した声で告げたあと、天馬は真っ直ぐ言葉を重ねる。
「一成。オレはお前が好きだ」
揺るぎない言葉に、一成は逡巡を浮かべる。
天馬に告げたのは、限りない一成の本心だ。いつかきっと、天馬にはもっと相応しい相手が現れる。だから、今ここで一成を特別にすれば後悔する。
だけれど、それを全て天馬は否定するのだ。きっと、一成が何度後悔すると言ったって、後悔なんてしないと何度だって告げる。自分の心を取り出して、一成に誓うのだ。
「――テンテン」
一成の唇から声がこぼれる。戸惑い。ためらい。それから、告げられた言葉の真摯さに、震える心を形にしたような声だった。
天馬は心から言っているのだと、一成がわからないはずがなかった。揺るぎなく、あらゆる決意で天馬は言うのだ。一成の憂いも後悔も恐れも、全てはなくしてやると。
その言葉の強さを一成は理解している。だって天馬は、取り返しのつかない後悔を知っている。一成が死んでしまった世界を生きた天馬は、これ以上の後悔が存在しないことをただの事実として理解している。
だから、そんな天馬にとっては、一成の恐れも戸惑いも、後悔になんかならないのだ。だってここには一成が生きている。
その事実の前にはどんな後悔も意味がないと、天馬は知っている。
真っ直ぐとそれを伝えられた一成は、どうすればいいかわからない。ただ一つ確かなのは、天馬の言葉にどうしようもなく震える心だけだ。
向かい合った天馬は、呼ばれた名前に呼応するようにつないだ右手を離した。遠ざかる温もり。しかし、天馬はすぐに右手を伸ばした。
一成の頬に触れる。あたたかな体温が、手のひらを介して伝わる。
天馬は目を細めて笑みを浮かべた。やわらかで、やさしくて、泣き出しそうな。伝わる温みのどうしようもない幸福を知っている笑みで、そっと言葉を落とす。
「一成が好きだ。お前の気持ちを教えてくれ」
ささやくような声。頬に触れるやさしい手のひら。一成は、首を振らなければと思った。きっと後悔するから、天馬には正しい選択をしてもらわなければと。確かに思っていたのに。
耳を撫でる声が。頬から伝わる温みが。細められた瞳が。天馬を形作る全てが、どうしようもなく一成が好きだと告げているから。熱に浮かされるような気持ちで、くらくらするような視界で、一成は思ってしまった。
きっと何度だって、テンテンはオレが好きだと言ってくれるのだ。いくらオレが後悔を口にしたところで、その度違うと言い切る。
オレがどれだけ一生懸命言ったところで、そんなことは関係ないと言い切る。
嘘でも冗談でもなく、抱えた後悔の重さを知っている人だから、オレの後悔なんか何度だって掻き消して、代わりに愛の告白にしてしまうのだ。
真っ直ぐと理解した一成は、呆然としながら思った。たぶん、オレはテンテンには勝てないんだろうな、と。
いくら一成が後悔すると言ったところで意味はなくて、天馬の答えは変わらない。
決して諦めることなく、目標に向かって努力を続ける人間なんてこと、一成はよく知っている。だから天馬が覚悟をしてしまえば、逃げ道なんてないのだ。
そう思う一成はしかし、自分の心に芽生えた感情を理解していた。
きっと天馬には勝てない。逃げられないし、どこまでだって追いかけてくる。追いかけてきてくれる。負けるしかないんだ、と思っているのに、それはなんて幸福な敗者なのだろうと、思ってしまったのだ。
「――テンテン」
震える声で、一成は名前を呼んだ。正しい選択だとは思えない。きっと間違っている。それでも、天馬が望むなら。何よりも一成の心が欲しいと言うなら。それなら。
思いながら、一成は空いた左手をそっと動かした。自身の頬に触れる天馬の右手。恐る恐る、といった調子で左手を重ねた。
天馬は一瞬驚いたような顔をしたもの、すぐに笑みを広げた。
太陽みたいにまぶしくて、ひだまりみたいにあたたかくて、胸の奥まで届く。あふれるほどの愛おしさをこぼした笑みは、重ねた手のひらのぬくみに似ていた。
一成は少しだけ目を閉じる。握られた手の強さ、重なる手のひらのぬくみ。全身でそれらを感じ取って、目を開けた。
やさしく自分を見つめている天馬へ、真っ直ぐ視線を注いだ。
きっと正しくなんかないし、間違っている。わかっていても、今の自分にできることは、したいことは、言いたいことは一つだけだ。
一成は、そっと唇を開く。小さな声で、ほとんど吐息で紡いだ声で。それでも、心の全てで言った。
「オレも好きだよ」
緑色の目をきゅっと細めて、一成が言う。震える声で、今にも消えてしまいそうな声で告げる。答えることは怖かった。本音を告げて、特別になってしまうことが怖かった。だけれど、一成は決めたのだ。
重ねた手のひら。握り締めた手。真っ直ぐと、心の全てで愛を伝えてくれる人。今この瞬間の、ここにあるものを信じるのだと。
いつかの未来にやってくる後悔でもなく、今はまだ影も形もない憂いでもなく。今目の前にいる天馬と、ここにあるぬくもりを、信じるのだ。
決意を宿した一成は、小さく深呼吸をした。自分の心をなぞるように確かめたあと、ゆっくり言葉を重ねる。
「――オレのこと、特別にしてほしい」
こぼれる声とともに、一成は笑みを広げた。恐怖が消えたわけではなくても、天馬に届ける言葉を口にするなら、浮かぶ表情は一つだけだった。
やさしい光で紡がれた笑顔で、あざやかな薔薇色を頬に宿して。恐れも憂いも知りながら、それでも選び取った強さで。あらゆる全ての美しいものを抱きしめて、天馬に告げる。
次の瞬間、天馬はつないだ手に力を込めて、一成を腕の中に閉じ込めた。
ふわりと鼻をくすぐる香り。髪の毛が触れる。抱きしめた細い体。腕の中に広がる、確かな温み。首筋にかかる吐息、耳元に落ちるささやかな笑い声。
それら全てを抱きしめれば、一成の腕が天馬の背中に回される。ぎゅ、とすがりつくみたいな手。その感触が嬉しい。同じように抱きしめ返してくれることが、どうしようもなく幸せだ。
胸を満たす幸福感に浸っていると、不意に声が響く。
「で、オレたちの存在はいつ思い出すわけ?」
冷静な幸の声に、天馬と一成はようやく気づいた。すっかり頭から抜け落ちていたけれど、ここにはずっと夏組がいた。
弾かれたように体を離した二人は、慌てた様子で辺りへ視線を向ける。
幸は肩をすくめて「二人の世界に入りすぎ」とつぶやくし、椋は両手を口に当てて「少女漫画みたい……!」と目を輝かせていた。三角は心底嬉しそうに「お祝いのサンカクいっぱい探してくる!」と言っているし、九門は「映画みたいでかっけー!」と明るく笑った。
それを聞く天馬の顔は見事に赤く染まっているし、「あはは」と笑っている一成の耳も赤い。隠さなければいけないとは思わないけれど、純粋に恥ずかしいのだろう。
「――その、悪い」
バツが悪そうな顔で天馬がつぶやく。一成も申し訳なさそうに「ごめピコ~」と言うのは、夏組をほったらかしにしてしまったことを指しているらしい。夏組はその言葉に、数秒の沈黙を流したけれど。
「ううん! 二人の気持ちが通じ合って、すごく嬉しいんだよ!」
力強く言ったのは椋だし、九門も「そうそう! めっちゃ嬉しい!」と続く。三角もニコニコと笑みを浮かべて「よかったねぇ」と言うし、幸は「ま、ようやくくっついたかって感じ」と答えた。
それは心からの言葉だ。
この洋館で過ごした記憶を持つ夏組は、天馬がどれほど一成を特別に思っていたかを知っている。MANKAI寮からここまで駆けつけた車内で、一成の気持ちが一心に天馬へ向いていることを理解した。
だから、二人が互いを特別な相手なのだと確かめあった事実が、夏組には嬉しい。大事な人の手を取り合っていこうとしていることが、どうしようもなく嬉しい。だから、告げる言葉なんて一つきりだ。
九門は、椋は、三角は、幸は、声をそろえて言った。大事で大切な、夏組の二人に向けて。彼らの大好きな天馬と一成に向けて、心からの祝福を。